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【OSPF】 9. OSPFとHSRP

9. OSPFとHSRP

OSPFとHSRPは基本的に独立したものですが、まったく無関係というわけではありません。 行きのトラフィックはHSRPで救えても、 戻ってくるトラフィックはOSPFでルーティングされてくるわけですから、 どのくらいの時間で通信が復旧するかの見積もりにはOSPFの知識が欠かせません。

HSRPを組んだセグメントがブロードキャスト型になっていると、 指名ルータにリンク障害が発生するとRouter Dead Intervalだけ通信が途絶えてしまいます。 ネットワークのタイプをp2mpに変更する、といった工夫が必要です。

またコスト設計にも注意が必要です。スタンバイルータが直接WANへ投げるようなコスト設計が必要です。 たとえば、次のようなコスト設計は失敗です。

上記のコスト設計では、R6から対向側LAN(192.168.1.0/24)に到達するのに、現用回線を通るとコスト50(30+10+10)、 バックアップ回線を通ると60(30+30)となり、常に現用回線を通るようになってます。 これでは、せっかくHSRPを使ってアクティブ・スタンバイ切り替えを高速にしても、 ルーティングが落ち着くまで迂回してくれません。

次のように設計すれば、HSRPの動作と、ルーティング動作が連携してよい結果が得られます。

つづく。

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