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【GMPLS】 8. LMPの概要

8. LMPの概要

LMPの概要をdraft-ietf-ccamp-lmp-10.txtから翻訳して抜粋。

2. LMP Overview

   LMPにおける二つの主な役割は、コントロールチャネルの管理と、リンクプ
   ロパティとの関連付けである。コントロールチャネルの管理は、隣接ノー
   ド間でコントロールチャネルを確立し、維持していくためのものである。
   これはConfigメッセージの交換と、高速なキープアライブをノード間でや
   りとりすることで実現する。キープアライブは、下位レベルが制御チャネ
   ルの障害を検出できないときに必要とされる。リンクプロパティの関連付
   けは、TEリンクのプロパティと同期をとり、TEリンクの設定をチェックす
   るためのものである。

   LMPでは、隣接ノード間で少なくとも一つの双方向コントロールチャネルを
   必要とする。コントロールチャネルのそれぞれの方向に関して
   CC_Id(Control Channel Id)が割り当てられ、LMP Configメッセージを使っ
   てそれら2方向のCC_Idが対応付けられる。Testメッセージを除き、全ての
   LMPパケットはUDP上にLMPのポート番号を使って流れる(Testメッセージは
   インバンドのメッセージなのでトランスポートに依存する)。コントロール
   チャネルのリンクレベルのエンコーディングはこの文書では規定しない。

   "LMP隣接(LMP adjacency)"は2つのノード間で少なくとも一つの双方向コ
   ントロールチャネルが確立されると形成される。複数のコントロールチャ
   ネルが同時にアクティブになってもよいが、コントロールチャネルのパラ
   メータはチャネルごとにネゴシエーションされなければならない(MUST)。
   LMP高速キープアライブをコントロールチャネル上で動かすなら、LMP
   Helloメッセージを交換しなければならない(MUST)。その他のLMPメッセー



J. Lang, Editor            Standards Track                   [Page 8]

Internet Draft       draft-ietf-ccamp-lmp-10.txt         October 2003

   
   ジはアクティブになっているどのチャネル上に投げてもよい(MAY)。シグナ
   リング、ルーティング、リンクプロパティ相関のために複数のコントロー
   ルチャネルを一つの論理コントロールチャネルに束ねることもある。

   LMPにおけるリンクプロパティ相関の機能は、複数のデータ用リンク(ポー
   トやリンクのコンポーネント)を一つのTEリンクに束ね、TEリンクのプロパ
   ティとして同期を取るためにある。リンクプロパティ相関の一部として、
   LinkSummaryメッセージが定義されている。LinkSummaryメッセージはロー
   カル、およびリモートのLink_Idsを含み、TEリンクを構成する全てのデー
   タリンクのリスト、そして様々なプロパティを含んでいる。LinkSummaryメッ
   セージの受信に対して、LinkSummaryAckまたはLinkSummaryNackメッセージ
   を送信し、そのリンクプロパティに同意するのか、反対するのか示さなけ
   ればならない。

   Message_Idsと再送により、LMPメッセージはリライアブルに配送される。
   Message_IdsはMESSAGE_IDオブジェクトで運ばれる。LMPメッセージは高々
   一つのMESSAGE_IDオブジェクトを持つ。コントロールチャネルに固有のメッ
   セージに関しては、Message_Idはそのメッセージが送られるコントロール
   チャネルで管理されたスコープにある。TEリンク固有のメッセージの場合、
   Message_IdはLMP隣接ごとに管理されたスコープにある。Message_Idの値は
   単純増加で、最大値に達すると元に戻る。

   この仕様では、二つのLMP手順を定義する。リンクコネクティビティ確認と、
   障害管理である。これら手順はコントロールチャネルが物理的なデータリ
   ンクと別々の場合に特に効果を発揮する。リンクコネクティビティ確認は、
   データプレーンの探索、Interface_Idの交換(Interface_IdsはGMPLSのシグ
   ナリングに使われ、ポートのラベルか、コンポーネントリンク識別子のど
   ちらかである)、そして物理的なコネクティビティの確認に用いられる。こ
   れは、Testメッセージをデータ用リンクに送信し、TestStatusメッセージ
   をコントロールチャネル経由で戻してもらうことで実現する。Testメッセー
   ジはデータ用リンクに送信しなければならない、唯一のLMPメッセージであ
   ることに注意してほしい。ChannelStatusメッセージは隣接ノード間で交換
   され、下流方向へのアラーム送信の省略、障害からのプロテクションと修
   復のために利用される。

   LMPリンクコネクティビティ確認では、Testメッセージをデータ用リンクに
   送信する。X-透過なデバイスでは、信号におけるXの要素を確かめ、変更す
   る能力を必要とする。LMPリンクコネクティビティ確認は、BeginVerifyメッ
   セージをコントロールチャネル経由で交換することで開始される。様々な
   透過要素をサポートするために、Verify Transport Mechanismを
   BeginVerifyおよびBeginVerifyAckメッセージに含めている。全てのデータ
   用リンクで透過機能を停止する必要はなく、最低限、どれか一つを終端で
   きればよい。またコントロールチャネルとTEリンクが同じ物理メディアを
   使わなければいけないわけでもない。ただし、コントロールチャネルはそ
   のTEリンクを制御しているエレメントと同じエレメントで終端しなければ



J. Lang, Editor            Standards Track                   [Page 9]

Internet Draft       draft-ietf-ccamp-lmp-10.txt         October 2003

   ならない。Test手順に関連してBeginVerifyメッセージが交換されるため、
   データ用リンクの動的な透過モードへの移行能力が求められる。

   LMP障害管理の手順はChannelStatusメッセージの交換に基づいている。こ
   れにはChannelStatus、ChannelStatusAck、ChannelStatusRequestおよび
   ChannelStatusResponseメッセージを利用する。ChannelStatusメッセージ
   は任意のタイミングで送信され、TEリンクのデータ用リンクの状況をLMPネ
   イバーに通達する。ChannelStatusAckメッセージはChannelStatusメッセー
   ジの受信に応じて返される。ChannelStatusRequestは、LMPネイバーにTEリ
   ンク内のデータチャネルの状況を報告させるために用いる。
   ChannelStatusResponseは、ChannelStatusRequestの受信に応じて返され、
   問い合わせされたデータ用リンクの状況を通知する。

つづく。

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