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【GMPLS】 2. 実験構成

2. 実験構成

まずは基本構成を作成してみます。 Juniper M10を2台使って、アウトバンドでルーティングする構成を作ってみます。 これをGMPLSの構成に育ててみたいと思います。

Juniperのマニュアル

設定 ( R1  R2)

この構成の設定は簡単なので解説はいらないと思います。


GREトンネルの設定

最初にやるのは、GREトンネルの設定です。 GMPLSではLMP用のアウトバンド制御チャンネルが必要になるのですが、 それはポイントツーポイントでないといけないそうです(Juniperのマニュアルの片隅に書いてあります)。 プロトコルの仕様上なのか、Juniperの作りでそうなっているのかは分かりません。 それは後で調べるとして、ポイントツーポイントのリンクとしてここではGREトンネルを用意したいと思います。

設定 ( R1  R2)

R1には次のような設定を追加します(R2も同様)。

interfaces {
    gre {
        unit 0 {
            tunnel {
                source 192.168.1.1;
                destination 192.168.1.2;
            }
            family inet {
                address 192.168.250.1/24;
            }
            family mpls;
        }
    }

これ自体は普通のGREの設定なのですが、注意しないといけないのは、 作成したGREトンネルをOSPFルーティングの対象にしない点です。 ルーティング対象にすると、この後困ることになります。 MPLSのシグナリングを通すことになりますので、family mplsも入れておきます。


データチャンネル用のイーサネットの追加

データチャンネル専用のイーサネットとして、fe-0/0/1でR1-R2間を接続します。 データチャンネル専用なのですが、管理用のIPアドレス 10.0.1.0/24 を割り当てます。 このアドレスはRSVPでLSPを作成するときに「ここを通す」という指定に使います。 (イーサの場合、相手先ルータのMACアドレスを知るためにも使います。 そういう意味で、制御用の通信がまったく流れない、というわけではありません。 もちろんスタティックにARPテーブルを作っておけば、fe-0/0/1上には制御用通信はまったく流れません)。

設定 ( R1  R2)

R1のfe-0/0/1は次のようになります。 データチャネル専用ですから、OSPFのルーティング対象に入れてはいけません。

fe-0/0/1 {
    description "Data channel to R2";
    speed 100m;
    mtu 1500;
    link-mode half-duplex;
    unit 0 {
        family inet {
            address 10.0.1.1/24;
        }
        family mpls;
    }
}

基本構成はここまで。

つづく。

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